【配当4%越え】年間2万件の葬儀を扱う「ティア(2485)」

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小遣い1万マンです。本日は4%を超える高配当銘柄「ティア(2485)」を見ていきます。 高配当投資家としては是非チェックしておきたい銘柄です。

銘柄概要

ティアは中部・関西・関東地区を中心に「葬儀会館TEAR」を運営しています。年間2万件を超える葬儀を扱う葬儀社です。 葬儀の需要は人口動態を背景に2040年まで拡大すると見られており、現在の1.2倍まで増加すると予想されているとWebサイトには記載がありました。まだまだ成長余力があるということですね。

配当金の推移

ティアの中間配当と期末配当の年2回配当があります。

年間配当金の状況(2023年5月11日更新)は、中間10円、期末10円の合計20円です。配当利回りは4%を超える高配当銘柄です。

配当金の推移はこちら

決算期 1株当たり配当金(円) 配当性向(%)
2022年9月期 20.00 78.8
2021年9月期 20.00 82.6
2020年9月期 20.00 129.7
2019年9月期 11.00 30.5
2018年9月期 10.00 22.5
2017年9月期 8.00 20.1
2016年9月期 6.00 17.0
2015年9月期 6.00 18.2
2014年9月期 12.00 20.0
2013年9月期 20.00 17.6

株主優待

ティアの株主優待は廃止されてしまいました。 2019 年11月8日開催の取締役会で株主優待制度を廃止されました。優待を廃止した代わりに配当を増額したということでしょう。

Webサイトの活用状況

ティアはWebサイトを活用した発信が得意なようです。コーポレートサイトでは、、、といった異なる目的でサイトに訪れる方にとっても分かりやすい構成担ってます。資料請求の動線も分かりやすいですし、急ぎの人向けの電話窓口を整備されてます。採用サイトは別に用意されてます。

葬儀を依頼する年代の方のWeb利用率は必ず増えていくので力を入れているようですね。

見積もり金額のシュミレーションもWebからできるようになってます。

ティアの会

葬儀費用がお得になる会員制度「ティアの会」があります。入会金のみで友人紹介やリピーター獲得などを意識した施策ですね。地域の店舗で各種割引が受けられると。

この辺りの仕組化も競合他社との差別化になるかもしれません。

代表、経歴、保有株数

ティアの代表は冨安 徳久氏

有価証券報告書に記載の略歴はこちら。葬儀業界に長く、1997年にティアを創業しています。

1979年6月 西日本セレモニー山口典礼 山口店入社 1982年9月 株式会社出雲殿入社 1994年3月 有限会社名古屋丸八互助会入社 1997年7月 当社設立代表取締役社長就任 2022年10月 代表取締役社長兼DX・SXデザイン事業本部管掌(現任) 有価証券報告書-第26期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)

保有株式数は 2022年9月の株式保有割合4.298%(前回報告+0.06%、963,200株)

生年月日は1960年7月5日。現在63歳です。

プロフィールサイトには公演の実績なども記載がありました。地域に貢献する取組みが見れます。 https://tomiyasu.website/

本社所在地

ティアの本社所在地は「愛知県名古屋市北区黒川本通三丁目35番地1」

従業員数、採用予定

従業員数は608人(2023年3月末現在) マイナビによると採用予定数は26〜30名。平均勤続年数は6.4年。(いずれも2022年度)

まとめ

まあ、配当4%越えは魅力だよね。葬儀って需要が亡くなることはないだろうし。今後喪主になる世代はデジタルで葬儀社探すよね。そこにいち早くリーチしようとしてるのは好感がもてる。株価も手頃だし期待の銘柄です。